片方の鼻だけ鼻づまりを起こしてしまう原因

気が付くと、片方の鼻だけ鼻づまりを起こしてしまうということがあります。
とても不快な症状で、イライラしたり、ストレスを感じてしまうということもあるでしょう。
しかし、意外と片方の鼻だけ鼻づまりを起こしてしまうというのはよくある症状です。
その原因を知っておきましょう。

まず、鼻中隔湾曲症が原因である場合、鼻の穴を隔てている真ん中にある壁が左右のどちらかに曲がっています。
本来なら、左右の鼻の穴は同じ大きさですが、鼻中隔湾曲症になると、片方だけの鼻水の通りが悪くなってしまい、結果的に肩方だけ鼻づまりになってしまいます。

ただ、人間の鼻は正確に左右の穴の大きさが同じなのではなく、誰でも多少は曲がっているものです。
ある程度であれば、問題はありませんが、程度が強くなってしまうと、片方だけ鼻づまりを起こしてしまいます。

また、歯性上顎洞炎は上の歯の虫歯を放置することで、上顎洞という場所に炎症が起きてしまう病気です。
片方の鼻づまりに加えて、上顎の歯が痛くなったり、頭痛が起きるのが特徴です。
歯性上顎洞炎は膿がたまるので、口臭が出ることも多いです。

副鼻腔炎は、副鼻腔という場所に起きる炎症で蓄膿症とも呼ばれます。
風邪のように鼻水が出ますが、発熱などはなく、片方だけの鼻づまりや目の下が痛いという症状も出ます。
膿がたまっているので、口や鼻からにおいがすることもあります。
鼻水は透明ではなく、黄色や黄緑色をしてネバネバしているのが、副鼻腔炎の特徴です。
ネバネバしているので、鼻をかんでもすっきりしません。

ネザールサイクルは、交代性鼻閉と呼ばれ、自律神経の働きによって左右の鼻づまりが交互におきる症状で、病気ではありません。
なぜネザールサイクルが起きるのかという原因はまだ解明されていませんが、約3割の人がこのような体質であることが分かっています。
季節に関係なく鼻づまりが起こり、左右交互に起きることがあれば、ネザールサイクルを疑ってもいいでしょう。

片方の鼻づまりが原因で起きる可能性のある症状とは

片方の鼻づまりをそのまま放置していると、それが原因で他の症状を引き起こしてしまうことがあります。
まず、鼻づまりになると呼吸がしにくくなるので、ストレスを強く感じるようになります。
ストレスは自律神経の働きを乱してしまい、様々な症状を併発します。

一番起こりやすいのが、不眠症です。
鼻づまりにより、息苦しさを感じるようになり、眠りにくくなってしまうだけでなく、睡眠自体が浅くなり、寝てもすぐに目が覚めてしまう症状です。
不眠症は眠れないというつらさだけでなく、しっかりと眠れていないので、日中にだるくなるなどの弊害もあります。

つまっている方を上にして寝るようにすると、鼻の中の粘液が流れることにより鼻づまりが解消されやすくなります。
手軽に行うことができるので、片方だけの鼻づまりで眠れないときはやってみましょう。

片方だけの鼻づまりを放置していると、顔の神経を刺激してしまい、頭痛を感じることが多くなります。
鼻づまりは、風邪だと思い込んでいる人も多く、病院を受診しないことが多いです。
あまり長く続くようであれば、副鼻腔炎などの他の病気が疑われます。
これらの病気は放置していても自然に治ることはないので、病院へ行って治療をしましょう。

特に、頭痛まで長引いてしまうと、仕事などの日常生活に差しさわりが出てしまいます。
たかが鼻づまりだと思わないで、耳鼻科に行くなどしてきちんと診断してもらいましょう。
風邪であっても、薬をもらうことで早く治ります。
通常、風邪であれば2週間ほどで鼻づまりの症状はなくなります。
それ以上続いている場合は、他の病気が疑われます。
早めに病院に行くことで、早期に治療を始めることができるようになります。